創作漫画 さらっとリーマン第25話
田山社長から送られてきたビッグプロジェクトに関する資料は、1000ページにも及ぶ膨大な量だった。
あまりの多さに読む事を拒む上杉は、ある一案を思い付く。それは権藤課長にアドバイスをもらうフリをして、代わりに資料を読んでもらうという姑息な考え。
先輩それ、ちょっとズルくないですか?
何をゆうか!効率が良いと言え!
こんなすごい量の資料は1人が読めばいいんだよ。2人で同じ資料読んでもしかたないだろ。
こんなすごい量の資料は1人が読めばいいんだよ。2人で同じ資料読んでもしかたないだろ。
1人が要点をまとめてくれれば時間の短縮に繋がる。事がスムーズに運ぶだろ。
んー。なんか丸め込められているような?
第25話 アドバイス
課長、なんだかんだ言って結局逃げていったな。俺の作戦がバレたか?
それにしてもアドバイスが気合いだとは、もーめちゃくちゃだよ。
それにしてもアドバイスが気合いだとは、もーめちゃくちゃだよ。
確かに完全に資料見て、態度が急変しましたね。まー、気合いも大事だとは思いますけど・・
しかし課長、これほどのビッグプロジェクトの資料も読まないなんてどうかしてるよな。何考えてるんだ、まったく!
課長も先輩もどっちもどっちだな
でもこれで依頼された仕事、上手く行くのかな?
たしか週末には成果物提出するって言ってたけど。
たしか週末には成果物提出するって言ってたけど。
今日は水曜日だからもう時間があまり無い感じでだけど、大丈夫かな?
上杉は未だに肝心のプロジェクトの資料すら確認できていない。
この有様で果たして間に合うのか?
to be continued
提出期限まであと3日!